大人が移ると怖い！アデノウイルス

私の会社の友人のお子さんが、アデノウイルスにかかり、友人にも移ってしまいました。
お子さんは回復傾向にあるようですが、友人の病状が悪化してしまったようです。

アデノウイルスとは？

アデノウイルスは、風邪、胃腸炎、結膜炎、膀胱炎、股関節炎など様々な症状を引き起こすウイルスの一種です。
感染経路は、口、鼻や喉の粘膜、あるいは目の結膜から体の中に入り込んで感染します。

通常、熱が2〜3日続くことが多いようなのですが、友人の場合は、お子さんも友人も熱は出ずに、結膜炎の症状が出たようです。
友人曰く、お子さんが夜中にもぞもぞ動いて、友人の目を触ってきたのが移った原因なのではないかとのこと。
結構強力なウイルスなようで、ご主人にも移り家族全員感染してしまったそうです。
治療法は特効薬のようなものはなく、抗生物質も効かないのでただひたすらウイルスが体から消えるのを待つしかないようで、お子さんも完治まで1週間程はかかってしまったそうです。
友人は、結膜炎の症状がなかなか良くならず、物が二重に見えたり、かすみ目のような症状も出てきてどんどん悪化してしまったようで…。
眼科に相談すると、珍しいケースだけれども、アレルギーを持っていたりするとアデノウイルスが原因で結膜炎が重症化することがあるとのこと。
目が見えなくなるのはとても怖いですよね。
点眼液を処方されて、1日数回点眼するとかすみ目などもなくなりちゃんと見えるようになるみたいなのですが、あまり点眼しすぎると緑内障になって失明する可能性もあると言われたみたいで。
聞いているだけで怖かったです。
なので、毎週点眼しすぎてないか目の状態を見てもらいに、週に1度の通院を数ヶ月〜半年くらいは続けなければならなくなってしまったそうなんです。
パソコン仕事も目に悪いので、とりあえずは1ヶ月ほど会社を、休むことになりました。
感染病は、子供のことばかり考えていましたが、大人にも移るとこんなに重症化してしまうこともあるんですね。
彼女も本当に辛いと思いますが、とりあえずゆっくり休んで快方に向かって欲しいと思います。

まとめ

アデノウイルスがこんなに怖い感染病だとは思いませんでした。
彼女の場合、アトピーのアレルギーを持っていたことも重症化した原因のようですが、かかってすぐの時に、無理して会社を休まず働いてしまったのも良くなかったのかなーと後悔している様子でした。
それでも、その時はそんなことになるとは分かりませんよね。
子供の感染症が、大人に移ると重症化することがあると時々ネットの情報で見ていて、本当にごくまれな話だと思っていましたが、実際は身近でも起こる話なんだと驚いています。
なるべく移らないように、自分で気を付けられる部分は気を付けていきたいと思います。