高齢ママのひとりごと

2016年春、息子を出産しました。アラフォー新米ママの、育児や日々の出来事のブログです。

モンテッソーリ教育の育児書「お母さんの敏感期」を読みました。

久しぶりに育児本を読んでみました。

今回読んだのは、モンテッソーリ教育について分かりやすく書かれてているという育児本「お母さんの敏感期」。

モンテッソーリ教育、藤井四段が、モンテッソーリ教育の幼稚園に通っていたと話題になっていて、ちょっと気になっていたんです。

 

お母さんの「敏感期」

お母さんの「敏感期」は、 幼い子供には、「敏感期」という大切な時期があり、この「敏感期」を知りながら子供の成長を見守ることで、子育てが楽しくなるというような内容の本でした。

本の構成は、モンテッソーリ教育からのヒント、子供の敏感期、お母さんの敏感期、子育てのキーワード「じりつ」、家庭でできる手作り教材、子育てに大事な5つの鉄則の6章に分けられています。

読みやすいとは聞いていましたが、モンテッソーリ教育についてほとんど無知な状態で読んだので、少し難しいなと感じる部分もありました。

そんななかで、私が参考になったなと思う箇所をいくつか挙げると、

 

  • 習い事や塾について

子供は、どんなことでも良いから深く感じて自己投入できる経験を持つことが大事。何かを体験し、自分が、成長できた体験が、将来ものごとを深く追求したり、ひとつの専門をきわめるのに役だってくる。

  • 子育てする上で、心に留めておくべきキーワード

「自立」が、大事。自立していくのに大事な道筋は、①自分から自由にかかわる。→②関わったことを続ける。→③続けてするうちに全人格かかわりになる→④かかわり抜いて「やった!」「すんだ!」「わかった!」などの実感で終了する。この4つの段階を通過し、深い充実感や自信を味わうことで、人に依存せず、自分で決めたり選んだりできるようになる。周囲の人ことを思いやることができ、さらには積極的によいことをしようとする態度さえ現れてくる。

  • 家庭でできる手づくり教材

こどもがやりたがっていること、例えば落とす、引く、回すなどの動作を心ゆくまで出来るような、家庭で作れる手づくりのおもちゃの紹介。

 

などです。

例えば、習い事をたくさんするのはどうなんだろうとか、自分の中で、疑問に思っていたことも、こんな意味があるんだーと納得できましたし、手づくりのおもちゃは、簡単に自分でも出来そうなものも何個かあったので、年齢に合わせて作って見たいと思いました。

 

まとめ

モンテッソーリ教育、漠然としか知りませんでしたが、子供には、あることに対して特別に情熱を燃やして関わる短い限られた時期があるんだということ、夢中になっている子供を見守ってあげることが子供の成長を促すという考え方はとても参考になりました。

また、日常生活のことを1人ですることも、小さい時にもっとも大事なことだとも書かれていました。

つい、助けを出したり、忙しいと自分でやってしまったりしがちですが、なんでも本当は最後まで自分でやらせて達成感を感じさせてあげることも大事なのだなと勉強になりました。

これから子育てする上で、心に留めておきたいと思います。