高齢ママのひとりごと

2016年春、息子を出産しました。アラフォー新米ママの、育児や日々の出来事のブログです。

お母さん向けの絵本「ちいさな あなたへ」が泣ける。

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妊娠中に、会社の後輩にプレゼントしてもらった絵本「ちいさな あなたへ」。
後輩も、本屋で読んで号泣したそうです。
私も妊娠中読んでウルッと涙しましたが、子育て中の今読み返してみるとまた新たな感動で涙が溢れました。

「ちいさな あなたへ」

「ちいさな あなたへ」は、アメリカの絵本作家アリスン・マギーさんの書いた海外の絵本です。
2007年にアメリカで発売されるやベストセラーとなり、NYタイムズAmazonの児童書分野で、ハリー・ポッターを押しのけて1位の座を獲得しました。
日本でも、2008年に発売後、主婦層を中心に多く人々の共感を呼び、感動する絵本のいつも上位にランクインされています。

「あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、 その いっぽん いっぽんに キスを した」ではじまるこの絵本には、母であることのすべてがつまっています。親でいることの喜び、不安、苦しみ、つらさ、寂しさ、子どもへの思い――普遍の真実が、あたたかな絵とシンプルな言葉で語りつくされ、読む人たちの涙をさそいます。だれもが一生の宝物にしたくなるような絵本です。

この絵本は、女の子が生まれ、育っていく過程をお母さんが見守っている内容が描かれているのですが、やがて命がめぐり受け継がれていくということを最後に伝えています。

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久しぶりにこの絵本を読んで、「あのひ、わたしは あなたの」の始まりのフレーズから、出産当日から今までのことが走馬灯のように思い出されて、もう1年も経つんだなと寂しいような懐かしいような気持ちになりました。
1つ1つのフレーズが、心に響く内容で、分かりやすい言葉で感動を与えてくれます。
子供が育っていく中で、これから嬉しいことも悲しいことも経験していく光景が頭に浮かんで、自分の事のように感情移入できます。
感情移入し過ぎて、最後は、涙が自然と流れて出てきました。
心が浄化されたような心地よい涙を久しぶりに流すことが出来て、これからの子供との時間を大切に過ごしていきたいと改めて思いました。
どちらかというと、女の子のママ向けなのかもしれませんが、男の子のママでも女性なら誰もが共感できる絵本だと思います!
そして、自分も母にとってはこの女の子のような存在だったのかと思うと、母親に対しての感謝の気持ちが湧き上がってくる本でもあります。
子供にも、読み聞かせてみましたが、もちろんまだ意味など分かるわけなく、絵本にいたずらしようと必死な息子の姿が…。(苦笑)
子供への読み聞かせだけでなく、自分の子育ての時間を改めて大切にしようと思わせてくれる、大人におすすめの絵本です。