高齢ママのひとりごと

2016年春、息子を出産しました。アラフォー新米ママの、育児や日々の出来事のブログです。

赤ちゃんの虫歯予防!歯医者さんの講座を受けて来ました。

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地域の子育て交流会に参加したところ、赤ちゃんの歯のケアについて、歯医者さんの講座を受けることが出来ました。
フィンランドに4回程留学されてる予防歯科に力を入れている先生で、これからの虫歯予防に役立つお話をしてくださいました。

フィンランド式虫歯予防ケア

虫歯の予防ケアについては、フィンランドは世界でも最高レベルなんだそうです。
30年前までは、むし歯の多い国だったのですが、国を挙げて予防歯科対策に取り組み、むし歯を減らして、予防歯科大国とまで言われるようになったとか。
フィンランド式の虫歯予防ケアの方法を教えていただきました。

①フッ素

フッ素は、酸に強い丈夫な歯にしたり、虫歯予防に大変効果があるそうです。
特に、赤ちゃんの歯はフッ素が入り込む穴がたくさん開いているので、赤ちゃんのうちにフッ素ケアをすることがとても大事なんだそうです。
大人になってからだと、フッ素が歯の中に入っていかないのであまり効果はないとのこと。
フッ素を赤ちゃんの歯に塗るには、歯医者さんで塗ってもらう方法と、フッ素配合のスプレーやジェルを塗る方法があります。
先生の話だと、1歳ごろから定期的に歯医者でフッ素を塗ってもらい、自宅でもジェルを塗るとより効果的とのことでした。

キシリトール

キシリトールは、虫歯ののもとであるミュータンス菌の活動を抑える効果があります。
虫歯は、いつも一緒にいる母親から感染することが多いので、母親も虫歯を予防することがとても大切です。
キシリトール100%のガムを1日4回ほど噛むと、虫歯予防にかなり効果が高いと教えてくれました。
コンビニとかで売っているキシリトールのガムでは効果が薄いので、歯医者さんで売っているキシリトール100%のものが良いようです。
まだ、ガムが噛めない赤ちゃんにはキシリトールタブレットがおすすめとのことでした。

まとめ

フィンランドでは、現在12歳1人平均の虫歯数は1本を切るまで減少しているとか。
素晴らしいですよね!
講義してくださった先生の成人した娘さん2人の歯の状態も見せてくれたのですが、虫歯一つないきれいな歯で、フィンランド式を取り入れた結果だということで、とても説得力がありました。
フィンランド式の虫歯予防ケア、フッ素を塗るというのと、キシリトールガムを噛むことというのが虫歯予防にそんなに効果があるとは初耳だったので、勉強になりました。
もちろん、歯みがきや定期検診、食生活も大事になってくるとは思いますが、ガムを噛んだりなどは簡単に出来るので、私自身も取り入れ、息子にも定期的にフッ素を塗ってあげたいと思います。